民家に侵入して貴金属を盗んだとして、警視庁捜査3課は窃盗などの疑いで、いずれも自称コロンビア国籍の東京都狛江市岩戸北、無職、ゴンサレス・カルバハル・ウィルメル・ジョバニ(23)とディアス・ロペス・ウィルソン・オルランド(28)両容疑者を逮捕した。
2人は容疑を認め「知人から『日本へ行き、泥棒で稼いだ』と聞き、自分もやろうと思った」などと供述。同課は昨年11月中旬以降、都内で約50件、被害総額約1千万円相当の空き巣を重ねたとみている。
同課によると、2人は犯行の際、あらかじめ現場近くなどに隠した自転車を使用。防犯カメラなどを警戒し、肩まで長さがあるかつらをかぶって、変装していたという。偽造パスポートで入国し、「一昨年ごろにも日本で泥棒をやった」と述べており、詳しい事情を聴いている。
逮捕容疑は昨年12月3日、板橋区の男性会社員(42)方の窓ガラスを割って侵入、ネックレスなど貴金属3点、計6万5千円相当を盗むなどした疑い。(2011/1/11 報道)